日産自動車の本社はみなとみらいにあります。正式名称は日産グローバル本社と言うそうです。1階は日産グローバル本社ギャラリー (NISSAN GALLERY) として、新型車や日産自動車の歴史に関する展示が行われています。ディーラーの大きいバージョンみたいな雰囲気でした。
全体の外観
横浜駅東口から出て少し歩き、こちらのオシャレな通路を渡っていくと日産本社へつながります。ちなみに横浜駅やみなとみらいの再開発は最近凄いです。土地広いのでいずれ東京駅周辺を超える規模になるでしょう。
建物の外観デザインは船の帆をイメージしており、一部丸みを帯び段違いのような形状となっている。ここで2020年度決算から自動車業界での日産の立ち位置を確認してみましょう。
【売上高】
■トヨタ・・27.2兆円
■ホンダ・・13.1兆円
■日産・・・7.8兆円
■テスラ・・3.4兆円
日産は国内ではトヨタ、ホンダに次ぐ規模です。営業利益では日産は2020年度は赤字でした。コロナによる影響も大きいです。今後はEVなど環境も変化していくので、上手く適応できるかが重要になってきそうです。
違う角度からの写真です。ちなみに低層部の屋上に太陽電池もあり、色んな技術を取り入れたビルとなっています。そういえば車に太陽光技術は付けられないのでしょうか?ド素人の意見です。
企業情報
■日産自動車株式会社
■平均年収・・・797万円 (有価証券報告書より)
■事業内容・・・自動車大手。仏ルノー・三菱自と3社で企業連合を組む。ゴーン元会長逮捕以降、経営が混乱した時期も。収益改善進む北米や国内でコロナ禍から回復続く。世界では新型車が攻勢。25年までに中国で独自HV技術『eパワー』搭載モデル6車種投入予定。
内観
日産ギャラリー入り口です。自動車業界は近年EV化や自動運転など、最も競争が激しい業界の一つです。欧州主導のEV規制に対応できるか、中国市場を取り込めるか、自動運転を実現できるかが今後の生き残りのカギです。筆者も車は大好きです。誰か買ってください。
変わったモニュメントがあったので撮りました。何なんでしょうか。
筆者がいました。ProPILOT 2.0 は日産が投入した自動運転レベル2の車です。レベル2なので、高速道路など特定の条件下でハンズフリーの走行が可能であり、先行車との距離を自動で一定に保つ設定などもできます。ホンダはレベル3を投入していますね。レベルは国交省が認可しているそうです。今後の自動運転技術が楽しみです。
こちらは社員のオフィスへの入り口です。途中まで潜入しましたが、警備員に止められました。恥ずかしいです。
2階からのギャラリーです。写真だと伝わりにくいですが、めちゃくちゃ広かったです。解放感が凄いです。運転はできませんが試乗も可能であり、綺麗なお姉さんが案内してくれます。
近くで車を撮りました。筆者の私見ですが、自動車業界は楽しそうです。将来のテクノロジーを創る業界且つ、自動車分野では日本が世界トップ水準なので(最近テスラなどのライバルもいますが)、やりがいはとてもあると思います。何かを創る仕事はいいですよね。
こちらはグッズが売っている店です。赤なので雰囲気がアイアンマンみたいです。日産はリアルとバーチャルの融合インターフェース(建物の裏側の映像等見えない部分を見えるようにする)や脳波測定による運転支援技術など、最新技術を研究しています。アイアンマンみたいな世界になって欲しいです。
筆者の大好きなスタバもありました。平日の午前でしたが、わりと人がいました。ギャラリーに来ている人も多いです。
まだ7社くらいの訪問ですが、一番ワクワクした企業です。世界の未来を創っていく業界なのでシンプルにかっこいいですね。近年ほとんどの分野は米国・中国がトップですが、自動車業界だけは日本が世界トップ水準を維持して欲しいです。今度はトヨタにも行ってみます。