汐留（港区）の電通本社ビルには、電通本社機能を置くほか、低・高層部にはレストランや劇場、博物館などが入る都市型複合施設の「カレッタ汐留」があります。地上213メートル、48階建ての超高層ビルです。
全体の外観
めちゃくちゃ高いビルでびっくりしました。近くにはパナソニックや日本テレビのビルもありますが、群を抜いて高いです。そして近代的な感じで綺麗です。電通は世界的にも大きい広告代理店で2020年度決算の売上高は9,392億円でした。ただ、景気の影響や広告媒体ニーズの変化等で2019、2020年度と２期連続の赤字となりました。復調に期待です。
電通本社ビルは特徴的な形で、先が尖っています。かっこいいですが、電通がこのビルを3,000億円規模で不動産大手のヒューリック等に売却することが決定しました。これにより電通の2021年度決算は約890億円の譲渡益が計上されます。なので今期は黒字ですね。ちなみに売却後も賃貸契約で電通はそのままこのビルに入居し続けます。
企業情報
■電通グループ株式会社
■平均年収・・・1169万円 （有価証券報告書より）
■事業内容・・・広告代理店国内首位。世界大手。１３年英イージス買収で海外拡大。２０年１月に持株会社に移行。国内外の広告出稿やイベントは徐々に復調しデジタルソリューション事業も続伸。
内観
ビル内部の写真です。近未来的でかっこいいです。こういう特徴的な構造のビルは大好きです。その他内部の写真が撮れなかったので、後日寄った際に追加撮影します。
周辺環境
ビル横の通路です。ビルでいう2階部分につながっています（多分）。縁の木がいい味を出しています。電通は一時期過労などで話題になりましたが、今はどうなのでしょうか。メディア系は接待や飲み会も激しく華やかなイメージですが、最近はそういうご時世でもないため、雰囲気はここ１０年で大きく変わっていそうです。誰か詳しい方がいたら教えてください。
複合商業施設のカレッタ汐留です。何やらお洒落で楽しそうです。ショッピングや飲食にも最高です。ビルの形もそうですが、遊び心が感じられる建物ですね。さすが広告代理店です。
ちなみに電通ビルに隣接して、劇団四季の劇場があります。正式名称は「大同生命ミュージカルシアター電通四季劇場[海]」です。アラジンがやっているみたいです。筆者もアラジンは大好きです。昔ジャファーの杖を持っていました。
広告代理店国内No.1に相応しいビルでした。不況になると企業は真っ先に広告を削るので、広告代理店の業績は景気に依存します。電通は五輪組織委員会の癒着などとネットでは叩かれやすい企業ではありますが、筆者は頑張って国内経済を広告の力で盛り上げて欲しいと思います。
