【第一生命保険】ホールディングス本社（有楽町）

皇居横の日比谷公園から撮った写真です。歴史ある大企業ということが外観だけで一目瞭然です。立地も最強です。近年、農中が所有分売却との報道が出ました。農中は運用益をJAに還元していますが、近年の低金利で環境が厳しくなりコストカットで身を切る覚悟だそうです。いろいろと大変な御時世です。

側面の写真です。天井が高いですね。1995年に建て替えで今の石造りの姿になりました。古さはそれほど感じません。ちなみに6階には連合国軍総司令部（ＧＨＱ）の最高司令官、マッカーサーの執務室が今も残っています。一時期は一般開放していたみたいですが、今はよくわかりません。

第一生命が金色の文字です。そういえば、第一生命は４大生保のうち唯一の株式会社です。海外事業が強く先日も豪州のウェストパック銀行の生保事業を買収しました。オーストラリアでは生保のシェアNo.1みたいです。日本では日本生命に次ぐNo.2とかですかね。詳しく知りたい人は、下記リンク先よりご覧ください。
⇒生命保険会社の比較

正面の入り口です。なんかかっこいいです。英語表記で会社名が書いてありますね。床の側面が黒く汚れているのがまたいい味を出しています。筆者のお風呂場のカビとは違います。うらやましいです。

侵入に成功しました。天井のライトがドット型で不思議です。集合体恐怖症の筆者でもギリ我慢できるくらいです。会社というより博物館とかお城とかそんな感じの雰囲気です。

美術館みたいです。ビル１階の通路です。両脇に絵が飾ってあります。こういうのを見ると筆者でも描けそうといつも思ってしまします。小学生の時は絵がうまくてよくクラスで褒められました。

こちらも１階です。カフェがありました。DL cafeと書いてあります。社員以外も使えるそうです。社員じゃないと100円割引にならなかったので買いませんでした。ケチです(第一生命が)。生命保険は斜陽のイメージですが、決算上は売上高も利益も現状それほど影響はないです。莫大な資産からの運用益や、高齢者向けの保険のニーズ、海外展開により収益を確保しているみたいです。第一生命ホールディングスの2020年度決算の売上高は7兆8,278億円です。業界2位です。

エスカレーターを上がるとオフィスへつながっているようですが、一般人が入れるのはここまででした。悔しいです。第一生命は社風が自由らしく金融では珍しく副業も可能だそうです。生保は生保レディのイメージが強いですが、大卒の総合職は運用(投資)や海外事業の仕事に就く人も多いみたいです。