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高給まったり生保会社業績比較

生命保険

高齢化、人口減少も生保市場は拡大している!衰退は嘘!

少子高齢化、人口減少によって何となく国内の生命保険業界は衰退しそうなイメージですが、実は今のところそれほど大きな影響は出ていません。むしろ2018年迄は国内の生命保険保険料収入は増加傾向にあります。これは、高齢者マーケット(認知症保険や相続対策保険)の拡大が一因です。必ずしも少子高齢化が逆風なわけではないようです。しかし、長期的(数十年後)には明らかな人口減少になるため、国内市場はやや縮小する可能性があります。とは言ってもそれはほぼ全業界共通且つ20年後、30年後のことなんて考えてられませんよね。結論、生命保険業界の将来は不安視するほどではないということです。

生命保険協会2020年版より引用

・高齢者マーケットの拡大により、少子高齢化は必ずしも不利ではない。
・保険料収入も減少傾向ではなく、現状は生保業界が縮小するフェーズではない。

決算比較!株式会社と相互会社の違いは?

生命保険会社は株式会社と相互会社の2つの会社形態があります。相互会社とは、保険業法で保険会社にのみ設立が認められた会社形態であり、株主が存在せず相互会社は株主へ配当を還元する必要がない一方、競争力の低下等も懸念されそれぞれメリット・デメリットがあります。大手では第一生命かんぽ生命が株式会社、日本生命、明治安田生命、住友生命が相互会社となっています。各社の2022年度の業績を比較して見ると、第一生命日本生命が保険料等収入、利益ともに他生保には差をつけています。この中では住友生命、かんぽ生命がやや弱めですね。また、2022年度はコロナ給付金支払いによる一時的な影響などから利益は昨年、一昨年より減少しています。

後述でも触れますが、生命保険業界は人口減少や少子高齢化、ネット生保台頭により、今後を不安視する声も多いですしかし、現状では決算上大きな懸念はありません高齢者向けの認知症保険や富裕者層への外貨建貯蓄保険等新たなマーケットを創出していることや、依然として対面での保険販売に需要があること、莫大な資産での運用収益確保等が要因に挙げられます。

第一生命は四大生保で唯一の株式会社!

第一生命保険は4大生保(第一、日生、明治安田、住友)の中で唯一の株式会社です。株式会社の場合、“物言う株主”による経営効率化の提言等、日頃から収益性が意識されます。近年第一生命の収益性が改善しているのも株式会社化の恩恵かも知れませんね。ちなみに第一生命はホールディングス制なので決算比較の際は第一生命ホールディングスで見るのが良いですね。

第一生命の最大の強みは海外事業!

第一生命は大手生保の中でも海外事業のウェイトが高いです。米国豪州アジアを中心に進出しています。先日も豪州4大銀行のウェストパックの生保事業を730億円で買収との報道がありましたね。豪州の第一生命HDのシェアは既にトップですがこの買収によりシェア3割を超えるそうです。

第一生命の平均年収は949万円!

第一生命ホールディングスの有価証券報告書で公表している2021年度の平均年収(給与)949万円です。ホールディングスの平均年収なのでいわゆる営業職の”生保レディ”は含まれていないため注意です。

保険会社へは転職しにくいイメージですが、最近は人材の流動性を高めており以前より募集は増えています。安定した業界は魅力的ですね!また、同時に保険会社からコンサルリクルート事業会社など他業界への転職で成功している人もかなり多い状況です。

・大手で唯一の株式会社且つ、海外事業が圧倒的!豪ではシェアNO.1!
・平均年収は949万円。総合職なら30代で1000万円超えはほぼ確実。

読者
読者

生命保険会社の総合職ってこんなに年収高いんですね!ちょっとびっくり。

shu
shu

営業のイメージが強いので意外かもしれませんね。投資や海外の部署もあります。生保総合職以上の高収入の仕事に就きたい人は、外資コンサル等の外資系がオススメ!僕も日系金融から外コンに転職し、年収は650万円⇒1,050万円です。

生命保険業界のガリバー、日本生命!

日本生命保険は古くから生命保険業界のリーディングカンパニーとして名実ともにNo.1です。最近では株式会社化した第一生命が追い上げてきていますが、規模でみるとまだ日本生命がトップです。

三井生命を買収!国内で圧倒的な存在感!

日本生命は国内では圧倒的な存在感です。近年では第一生命に保険料収入を抜かされたこともあり、意地でもトップへ返り咲くために三井生命(現大樹生命)を買収した経緯もあります。プライドがあるんでしょうね。。大樹生命以外にも以下の子会社も合わせて生保事業を行っています。また、相互会社によるメリットとして株主還元がないため、潤沢なキャッシュで高金利・高配当(保険契約の)を実現できる強みがあります。

日本生命の平均年収は推定1,000万程度!

日本生命は相互会社のため有価証券報告書等から平均年収を確認できないため、推定にはなりますが転職サイトの情報から約1000万だと予想できます。年収だけでいうと、第一生命と同水準かやや上回る程度でしょうか。他会社も同様ですが、総合職に絞るともう少し年収水準は上がりそうですね!生命保険会社は営業や金融の知識が重宝され、転職市場でも様々な業界へ挑戦できます!生保レディも同じく営業経験は強みになります。生保レディは必見!⇒ 生保営業で契約取れないとき

・国内では圧倒的!過去には三井生命の買収も。
・平均年収は約1000万円。営業スキル、金融知識は転職にも有利

読者
読者

生保は他にもありますよね?

shu
shu

いわゆる「2大生保」という括りでは第一生命と日本生命を指します。もし生保に入りたいならまずはこの2社を目指そう!(もちろん他生保も魅力的で安定高給の企業です!)

高年収の生保総合職に就職するために必要な資格・スキル

生命保険会社のいわゆる総合職(内勤職)への入社は、採用数も少なく狭き門です。学歴も旧帝大や早慶もたくさんいます。入社には下記のスキル・資格がアピールとなります。

●人柄の良さ、コミュニケーション能力
⇒総合職でも法人営業や取引先との交渉等の部署が多いです。また、保険会社という属性から思いやりのある素直な人柄が好まれます。証券とは真逆のイメージかもしれません。
奉仕精神のある穏やかな性格に人は向いているでしょう。

●スマートさ、地頭の良さ
⇒株式・債券の運用や経営企画等、頭の使う部署も多いです。入社後も管理系の部署を一度は経験することでしょう。学歴の高い人も多いので、知的さが求められます。入社後の資格取得も多いので、勉強が苦じゃないとなお良しです。

語学力(英語)
⇒英語力があるとかなりアピールになります。生保はここ数年で海外事業を拡大しているため、社内にもグローバルな人材が不足しており、TOEICスコアが高いと重宝されます。新卒入社の学生ならTOEIC700点以上、中途入社なら700点後半以上だとアピールできます。

shu
shu

ちなみにTOEIC700以上あれば、外資コンサルなどの優良企業への転職、就活も有利です!Office SnapのLINE@で友達追加&アンケートに答えると、特別オファー等紹介できるので、転職したい!就活中!(予定)の方はぜひ登録してね!

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